江戸時代の音楽(17C~19C)
・鎖国による日本独自の文化の隆盛。
・雅楽は公家(朝廷)、能楽は武家(幕府)の式楽として定着。
式楽
・儀式に用いる額のこと。特に江戸幕府における能楽を指す。
三味線音楽
・人形浄瑠璃(文楽)や歌舞伎の発達とともに隆盛。
・歌いもの、語り物の別が有る。
語り物
・内容や歌詞の言葉に重点を置き、音楽的なリズムや拍節に囚われずに、日常の話し言葉に近い形で物語るもの。
・叙事的内容。(物語の内容、情景描写)
ex.義太夫節、清元節。
義太夫節
・竹本義太夫が創始した人形浄瑠璃(文楽)の音楽。
・歌舞伎でも用いられる⇒長唄(太棹三味線)。
清元節
・浄瑠璃の一流派で豊後節の一系統。
・江戸歌舞伎の舞踊音楽。
歌い物
・旋律やリズムが音楽的に流れることに重点を置いたもの。
・抒情詩(物悲しさ、短調的)
ex.地唄、長唄
地歌
・上方(京都)を中心とした盲人音楽家の専門芸として栄えた。
・生田流箏曲と結合して発達。
長唄
・歌舞伎の伴奏音楽。
・歌、三味線、鳴物(笛、小鼓、大鼓、太鼓)=四拍子により演奏される。
文楽
・義太夫節(語り物)を伴奏に用い、太夫、三味線、人形遣いによる人形劇。
歌舞伎音楽
・歌舞伎の音楽的要素の総称。
・傾く:流行の最先端。
音楽
・伴奏:長唄。
・出囃子(能管or篠笛、太鼓、小鼓、大鼓)⇒四拍子
・陰囃子(下座音楽、黒御簾音楽)
・義太夫節(語り物)が入ることも有る。
箏曲
・三弦(三味線)、胡弓、尺八を伴うことが多い。
・八橋検校確立。
・生田流(地歌)、山田流(浄瑠璃音楽を摂取。河東節、一中節)。・箏を中心的な楽器とする音楽の総称。声楽を含むことが多い。
・地歌(上方盲人演奏家)との関連が強い。
尺八音楽(尺八楽)
・尺八を主要楽器として用いる音楽。
・普化宗(禅宗の一派、虚無僧専用の宗教音楽)
本曲
・尺八のみで演奏するために作曲されたもの。
種類
古典本曲;普化宗時代から伝承されている古典独奏曲の総称。
近代本曲
・都山流本局の出現以降の尺八独奏曲、重奏曲。
・中尾都山。
現代本曲
・昭和30年代からの新傾向現代様式による尺八独奏曲、重奏曲。
外曲
・尺八楽でないものを尺八で演奏するもの、尺八楽でないものに加わり合奏するもの。
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