2014年5月14日水曜日

平安時代の音楽(9~12C)

平安時代の音楽(9~12C)
雅楽
●日本の伝統的な舞踊の一種。
●宮内庁楽部で伝承される。
●次の三つの分類がある。
①歌舞(国風歌舞)ex.神楽、東遊、倭歌=全て在来音楽。
②唐楽or高麗楽を伴奏とする舞踊。舞楽という。
●唐楽伴奏での舞楽⇒左方の舞楽
●高麗楽伴奏での舞楽⇒右方の舞楽
音楽のみの唐楽→管弦
③催馬楽、朗詠⇒唐楽の楽器(管弦)を伴奏にした声楽。
●催馬楽(拍節的)、朗詠(非拍節的)
①②③いずれも平安時代に様式が整備された。

雅楽で使用する楽器
三管(笙、篳篥、龍笛)
三鼓(鞨鼓、釣太鼓、鉦鼓)
両弦(楽琵琶、楽箏)
※雅楽「越天楽」楽器の入り順
①龍笛②鞨鼓③鉦鼓④釣太鼓⑤笙⑥篳篥⑦楽琵琶⑧楽箏

宮内庁楽部(宮内庁式部職楽部)
●宮中の雅楽を伝承している機関。
●大宝1(701)年雅楽寮設置。
●平安時代中期(794~1192)楽所に改編。
●明治維新後、雅楽局、雅楽寮、雅楽課、雅楽部、楽部と改称。

舞楽:雅楽の中で舞が伴うもの
・左方(唐楽):赤系統
・右方(高麗楽):緑系統

世俗歌曲(歌物)
催馬楽
●雅楽の声楽曲の一種。平安時代、貴族の間で栄えた。拍節的。
●唐楽、高麗楽風の旋律に、日本の民謡や童謡の歌詞を当てはめたもの。
●歌のリーダー(句頭)の独唱に始まり、全員の拍節的な斉唱となる。
●伴奏楽器:龍笛、篳篥、笙、琵琶、箏、笏拍子=(三管+両弦+笏拍子)。
●現行の10曲ex.更衣、伊勢海、大芹。

朗詠
●和漢の詩文に旋律を付けたもの。庶民の間で栄えた。
●伴奏楽器:(三管)=笙、篳篥、横笛(龍笛)
●平安末期~鎌倉時代に隆盛。

今様歌
●「当世風」を意味する歌謡。
●平安時代中期~鎌倉時代にかけて隆盛。
●『梁塵秘抄』は今様歌集である。

声明
●仏教の法会儀式で僧侶が唱える声楽のこと。
●天台声明と真言声明の二大系統が有る。

梵讃
●サンスクリット語の声明。
●平安時代に日本語化が進められた。

漢讃
●声明の曲種の一つ。
●歌詞内容は仏、諸尊賛美。
●平安時代に日本語化が進められた。
●一字に長い旋律が当てられる。

和讃
●声明の曲種の一つ。
●日本語の仏教讃歌。

講式
●声明の曲種の一つ。
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トスティ50番の効用。

私の声楽の練習メニューは基本的に、ハミング、発声、歌曲の順に行う。 
しかし、先日は歌曲に取り組む前にトスティ50番を丁寧に歌った。 

すると歌曲を歌った際、声の伸びが非常にしなやかで、自然な柔らかい声を出すことが出来た。 
普段の声とは全然違う印象に正直驚いた。どこまでも遠くに伸びていくのである。 
何より響きが自然で透明感がある。乳白色から純粋無垢な透明になった感じがした。 

トスティ50番は、音程を正確に取る学習と無理の無い自然な発声を修得するために書かれた教本である。 
それ故、いかに美しく音程を密着させて自然に聴こえさせるかが最大の目的だ。 
となると大きな声を出すことではなく、フレーズの繋がりや音程の正確さに於いて神経を最大限に集中させなければならない。 
ここにトスティの意(遺)図がある。 

恐らく今までの私は、声を出す事が第一目的になり、自然な本来の自分の声が隠れてしまっていたのだろう。 

しかし前述の様に、私がいつもの自分と違う声を感じ取ったのは、トスティ50番を丁寧に歌うことで「声を出す」というより、「体を鳴らす」という感覚が掴めた為だ。大きい声でなくても、良く響いていれば「よく聴こえる」。 

これを感得したことは私にとって非常に大きなプラスとなった。 
今日も歌っているが、いつもより良く通り、響きが高い。それなのに使う力はいつもと比べて半分以下だ。 

私がクラリネットを和田先生に師事している時、「良い音を出すには体を鳴らす事だ」と言われた事がある。 
それは頭では解ったが、なかなか体現できなかった。体に力が入ってしまうのだ。かといって力を抜くと、音まで萎える。 
しかし、3ヶ月ほど掛けて力を抜く練習ばかりしているとクラリネットで見事に体現できた。スケールも曲も、低音から高音まで面白いほどよく響く。それでいて全くストレスがない。何故か運指もそれまでの倍ほどのスピードで正確に動く。それが、大学2回生の冬頃だった。 

私は声楽においても「体を鳴らす」という感覚が実感として理解できた。 
これから歌うことがまた一段と楽しくなるだろう。 

やはり、何事も継続は力なり。

2014年4月17日木曜日

古墳、飛鳥、奈良時代の音楽(5~8C)

日本音楽史
古墳、飛鳥、奈良時代の音楽(5~8C)
●アジア大陸から様々な音楽が伝来。
●朝鮮から伎楽、三韓楽(百済楽、新羅楽、高句麗楽)が伝来。
●中国(唐)から唐楽、林邑楽、渤海楽、声明、散楽が伝来。

散楽
●猿楽の前身。
●曲芸や手品の歌舞戯。

雅楽寮
●外来音楽と古代日本の音楽、舞踊を司る役所。
●大宝律令制定時(701年)には存在していた。

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2014年3月22日土曜日

格安管楽器の率直な感想2

前回取り上げたトランペットに引き続き、今回も下倉楽器の楽器を取り上げよう。
今日はクラリネットだ。
まず、いつもの様に概要から。
型番CL-900(Professional Model)
定価:72450円。実売価格:53000円。
仕様:管体:木製(恐らくグラナディラ:黒檀)
ベルリング無し:バレル2本付属(ショートタイプ、ロングタイプ)
キー:銀メッキ
付属品:オリジナルセミハードケース、クリーニングクロス、スワブ、保証書(1年間)、マウスピース(ヤマハ4C)。
備考:下倉楽器のHPを見る限り、つい最近価格が下がった。私が2013年の春に買った時点では59800       
円だった。
音色:★×7
吹き安さ:★×7
操作性★×7
ルックス:★×8(銀メッキ+木目の美しさ)
コストパフォーマンス:★×9
総合評価:★×7.6
※:10点満点

このクラリネットは、私が管楽器ではクラリネットを専門(本職は声楽家)にしていることもあって、個人的にかなりの注目をしている機種だ。
まず、最も気になる音色から。管体が木製の安い楽器の場合、木の質の高低によってかなり音色に差が出るものだと思う。場合によってはプラスチックで作ったほうが、低品質の木を使うよりよっぽど安定した音色になることも考えられるが、この機種の場合そんな不安を一切感じさせなかった。
買って直ぐに吹いても非常によく鳴る楽器で、遠鳴りする。音色は温かく円やかだ。毎日1,2時間吹いて10ヶ月程経つ。購入当初よりもさらに良くなるようになってきた様に感じる。吹きにくさは殆ど感じない。強いて言えば、ヤマハのVmasterやクランポンのR13以上の様な高級機種に独特の、「味」みたいなものはあまりない。これらの高級機種は息を吹き込めば吹きこむほど「味」が強く前面に押し出されていく傾向あるが、マルカートクラリネットにはその傾向があまり望めない。6万円未満のクラリネットに「味」を求めるのはお門違いではあるのだが。そもそも、よほど経験を積んだものでなければ「味」など聴き分けることができないのであるから、そういう意味で、初心者にはこの上の無いぐらい高性能な楽器だと私は思う。長くVmasterやR13を吹いてきた筆者にとっては、やや物足りなさを感じるが、それでも、本番仕様に充分耐えうる音色を持っていると言っても過言ではない。下倉楽器の企業努力が伺えるところだ。
「味」が無い分、「味付け作業」は奏者の仕事だ。同語反復になるがこの楽器の音色の「味」はかなり淡白でプレーンなものである。故に、この楽器を使って人を感動させるような演奏をしようと思えば、それは至難の業であろう。音圧が増していく感じや、泣くように歌うフレーズ、あるいはおどけたような感じを出すのは奏者の技術如何である。そういう意味でこの楽器は同時に上級者向けと言える。この楽器で音色を自由に操れるのであれば、間違いなくそいつはスーパープレーヤーだ。
銀メッキが施されているため、耐久性は高い。しかし、変色には注意が必要だ。
バレルが2本付属しているため、冬場の演奏はショートバレルをつかい、ピッチの上がりやすい夏場の演奏ではロングバレルを使うという様に、スイッチング出来るのも良い。
このバレルの木目が非常に美しいことも特筆すべき点だ。同様にベルリングの無いベルの木目も非常に美しい。
ベルリングが無いモデルはある物にくらべて、音が円やかになる。ベルリングが付いていると指向性と遠達性が増す。
マウスピースはヤマハの4Cであるので、好きなものに買い替えたほうがベターだ。私はバンドレンのB45ライアーに、レジェール社シグネチャーの3番を使っている。
操作性は、悪いとはいえないが特別良いとは言えない。左手人差し指Gキーがやや硬いので、スムーズな音の連絡にやや支障が出る感がある。これが唯一の難点か。しかし、私はもう慣れた。購入後2ヶ月ほどでキーオイルを挿したら、キー操作が驚くほど滑らかになった。非常に吹きやすくなり、音色まで変わったように感じた。購入後は直ぐにでもキーオイルの注油をおすすめする。
ケースの外観が個人的に非常に気に入っている。
タンポはフィッシュスキンか科学製かは分からない。演奏後にしっかり水分をとっても、1年未満で少し茶色になってきた。これはどんなに丁寧にお手入れしていても致し方ない。
総合評価は7.6点。
手持ちの高級機種を修理に出している間の代替品が早急に必要な場合や、中学生が自分の楽器を安く手に入れたいという場合にはうってつけだ。


今回のレビューはこれで終了。

2014年3月9日日曜日

格安管楽器の可能性。

当ブログの(数少ない)ファンの皆様、ご無沙汰しております。管理人のオレンジケーキです。久しぶりの更新です。
さて、当ブログは「ブログテーマ」をコロコロと変えますが、今は「音楽・癒し」で落ち着いています。実を言うと「健康、音楽、スピリチュアル、雑談」の4種類ぐらいは欲しいのですが、設定上2つしか選択できないのでね。まぁ、そんなことはどうでも良いのです。今回は下倉オリジナル楽器について書きたく思います。

「下倉楽器」は東京お茶の水にある大きな楽器店である。
ここが独自に作成している管楽器が「The Marcato」だ。

私が所持しているマルカートシリーズはトランペットとテナーサックス、クラリネットである。
初めて買ったマルカートはトランペットだが、あまりにもコスパが良いので、クラリネット、テナーと買ってしまったわけだ。
下倉楽器の良さを皆さんに伝えるべく、(フォロワーの少ない)当ブログの管理人が自身を持って全国に発信する。草の根運動感があるが、いずれはこの情報が将来的に吹奏楽を愛する子供や大人、指導者の為になればと思っている。

では早速、本日はトランペットの紹介からいってみることにしよう。
まずは概要から。

型番TP-900-GBSS。
価格:145000円(程度だったと記憶している)、購入価格105000円(程度)。
仕様:管体:ゴールドブラス+純銀メッキ
ベル2枚取り(だった様に思う)
純金メッキ:主管抜き差し管、2番管、3番管、ピストンのキャップ、ボトムキャップ。
抜き差し管:リバースタイプ
黒蝶指貝
マウスパイプ:スターリングシルバー。
ヘビーボトムキャップ、ピストンのキャップ付属(ともに純金メッキ)。
オリジナルセミハードケース(ダブルケース)、クロス、保証書、マウスピース(7C)、バルブオイル付属。
フルモネルピストン。
備考:下倉楽器のHPを見る限り、現在この型番のトランペットは製造されていない。
音色:★×7.5
吹き安さ:★×7
コストパフォーマンス:★×8
ルックス:★×9(金メッキがかなり効いている)
総合評価:★×7.875
※:10点満点

 このTp.はマルカートシリーズの中で最上位機種にあたるものだ。
 
 さて、皆さんが気になるのは外観や仕様、値段もさることながら、やはり「音色や吹き心地」だろう。結論を率直に言うと、「音色や吹き心地はとても良い」である。付属のMPは7Cであるが、バックの5Cと近い似ている様だ(下倉楽器に問い合わせ、担当者から回答をもらってある)。

 私は付属のMPではなくカップの深く、リムの大きい他社製のMPで吹いているが、非常に味わい深い温かい音がなる。管がゴールドブラス+シルバーメッキ、抜き差し管その他が金メッキ仕上げだからだろうか。抵抗感も程よい。因みに主管抜き差し管の支柱の数は1本である。値段を知らずに吹いたら、きっと25万円以上はする楽器だと思いこんでしまうだろう。この価格で、金メッキ、銀メッキをするだけでも相当大変だろうに、ダブルケースとオイルが付属する。

 管理人個人的に最も注目に値するのは、付属の「ヘビーボトムキャップ」だ。かなり重めの金メッキヘビーボトムキャップ(ピストンキャップとピストンの頭のパーツも付属)である。これら3種を全て付け替えると抵抗感が50%程アップするように感じる。それに加えて、相当重厚な音色になる。吹奏感はかなりずっしりで、ちょっとやそっと吹いたぐらいではではぐらつかない。ちょうど、豪華客船に乗っているかのように、「ズゥーン・・・」とした安定感がある。まさに大船に乗った気分で吹奏できるように思う。エリック宮城が吹けば、さすがにヘビーボトムでもぶっ飛んだ音色を聴かせてくれるだろうか?いや、彼はラウンド形の非常に息通りの良いトランペットでスーパーハイトーンを吹くスタイルの方なので、この推測自体が土俵違いかもしれない。

 さて、話を戻してこのトランペット、音色のみならず見た目も非常に良い。純金メッキが施されているので非常に高級感がある。傷つけない限り経年で錆びることもないからコストパフォーマンスは高いだろう。

 また、お手入れ用品がついていないので、フレキシブルクリーナー、オイルの予備、クリーニングスワブ、マウスピースブラシ、マウスピーススワブなどは自分で用意した方がよいだろう。
総評としては、「この値段でこの品質なら文句の付けようがない」と言って良いだろう。同じ値段でヤマハ製を買うよりは、こちらを買った方が断然良いと思う。しかし、現在は製造されていないのでオークションや全国の楽器店に問い合わせて見つけるしかないだろうけど。

 因みに一年間の無料保障が付いている。

 次回は、別の楽器を取り上げようと思う。

2014年2月3日月曜日

ヤマハのVマスターシリーズに新製品登場。

ヤマハのクラリネットに新製品が登場した。
YCL-SeVmKFである。

定価は75万円。A管もある様だ。
限定品ということで、生産数は少ないのだろうか。
これは明らかに、クランポン社のディヴィンヌに徹底対抗した機種であろう。

私も経験があるが、Vmasterシリーズの音色は非常に秀逸だ。吹きやすく、丸く、温かい。
欲しいクラリネットの一つであるが、ディヴィンヌと2択しなければならないとしたら、私はディヴィンヌを選ぶかもしれない。

2013年9月15日日曜日

人生、是妙なるもの。

私に起こる全ての出来事に、何一つ意味のない経験なんて無い。全ての事には意味がある。
私にとって必要であるから、様々な出来事を経験しているのだ。
また、私に乗り越えられない経験は何一つ起こらない。乗り越えられるからこそ起きているのだ。私はそういった経験を無駄にしないでおこうと強く思う。
経験の一つ一つが自分自身を成長させてくれる糧だと思って、「この経験は私にどんな意味を投げかけているのだろうか」、「この経験から私が学べることは何か」と、いつも考えよう。
そうやって、自分を大きく成長させよう。私は大きく成長します。
自己成長を阻むのは外的要因ではなく完全に内的要因だ。つまり、自分の心の持ち方次第だ。
心の感度を常に高めておこう。小さな幸せに気付くことが出来るように。
心を綺麗に磨いておこう。それをいつか子供に還元できるように。
心はいつも笑っていよう。誰かに笑顔を分け与えることが出来るように。
そうやって、自分を大きく成長させよう。私は大きく成長します。