血液をサラサラにする栄養成分
Introduction
ドロドロ血による病気
脳梗塞、脳卒中、狭心症、心筋梗塞、老人性痴呆症、リウマチ性疾患、糖尿病、がんetc.
⇒血糖値の上昇を原因として、血液中に中性脂肪やコレステロールが蓄積する。
Check!血液をサラサラにする栄養成分と食品BEST3!
栄養成分:①クロロフィル ②ポリフェノール ③硫黄化合物
食品:①たまねぎ ②大豆 ③青魚、ブルーベリー
①クロロフィル(a型:C55H72O5N4Mg, b型:C55H706N4Mg)
…とは:光合成に必要な緑色の色素のこと。葉緑素とも。
血液中で:クロロフィル+鉄イオン⇒ヘモグロビンとして作用。
別名「緑の血液」と呼ばれ、組織細胞に対する成長促進作用がある。
効能
解毒作用、炎症鎮静作用、酸素運搬作用。高コレステロール血症防止作用、高中性脂肪血症の防止。
多く含む食品
ピーマン、あしたば、小松菜、ほうれん草、緑茶、青汁etc.
②ポリフェノール(polyphenol)
…とは:抗酸化物質の一種で、活性酸素の害から守る。4000種類以上ある。光合成によって出来た植物の色素や苦味成分なので渋味や苦味のある食品に多く含まれる。
効能
動脈硬化予防、老人性痴呆症、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病、がんの予防、血液サラサラ効果。
多く含む食品
赤ワイン、緑茶、大豆、ブルーベリー(アントシアニン)、玉ねぎ、蕎麦(ルチン)、コーヒー(クロロゲン酸)、ココア(ケルセチン)
③硫黄化合物(独特の臭気、辛味成分)
Check!アリシン:にんにく、にらetc.
硫化プロピル:たまねぎ(プロピルメチルジスルフィド)切って30分以上放置すると発生。
効能
インスリンの分泌を促す、動脈硬化予防、高脂血症予防、血糖値降下作用、善玉コレステロールの増加、高血圧降下作用、血栓溶解作用。
多く含む食品
玉ねぎ、にんにく、長ネギ、ニラ、あさつき、らっきょう。
賢い摂り方
玉ねぎの辛味成分、硫化プロピルは水に晒したり加熱したりすると効果が落ちるので生で摂ると良い。ニンニクのアリシンも同様。加熱の際は手早く。
ムチン:植物性粘性物質の総称。
効能
唾液腺を刺激し、消化を促進。胃粘膜の保護。胃炎、胃潰瘍の予防。便秘改善(肌の艶up、老化防止)、血液サラサラ効果(脳血管疾患予防)。
多く含む食品
山芋、里芋、オクラ、モロヘイヤ、なめこ、蓮根、つるむらさき。
賢い摂り方
加熱に弱いので生で。すりおろして山かけにすると良い。
ムメフラール(梅を加熱して得られる成分。梅自体には含まれていない)
…とは:青梅を加熱して梅肉エキスを製造する歳、絞り汁に含まれるクエン酸、リンゴ酸などとエステルが化学反応して生じる成分。
効能
血液サラサラ、代謝促進、疲労防止、疲労回復、心血管疾患予防、脳血管疾患予防。
多く含む食品
梅肉エキス、焼き梅干し
賢い摂り方
梅干しを焼くと生じるので、梅干しを食べる時は焼いて食べると良い。