カベソン,アントニオ・デ(スペイン)
Antonio de cabezon 1510頃~66
(人物)
スペインの作曲家、オルガニスト。カルロス一世、フェリペ2世に仕え、宮廷音楽家として40年に渡り活躍した。1526年、スペイン王妃のオルガニストに就任。48年以降はフェリペ2世の礼拝堂に所属し、国王に随行して神聖ローマ帝国量各地を巡り、各地の音楽家と交流を持った。
(音楽)
ジョスカンの影響を受けた対位法を駆使し、大陸のオルガン音楽やイギリスのヴァージナル音楽に多大な影響を与えた。変奏曲形式(ディフェレンシア)の発展、鍵盤楽器特有の音楽語法の開発などで同時代人から高く評価された。対位法的技巧に優れ、オルガン、鍵盤楽器、ハープ、ビウエラなどのための作品(リチェルカーレに似たティエント、ディフェレンシアを含む)を多数作曲した。

(作品)
〈オルガン曲〉
・「イタリア風パヴァーヌ」によるディフェレンシア
Diferencia sobre pavana italiana
・「騎士の歌」によるディフェレンシア
Diferensia sobre ‘El canto del cavallero’
・第4旋法によるマニフィカト
Magnificato de canto tono
パヴァーナとそのグローサ
Pavana con su glosa
用語
ディフェレンシア diferencia
